Editor's Room

人とジュエリーの間には
それぞれのストーリーがある

第6弾のS.O.S Magでは、前回に引き続きイメージムービーを制作しました。今回被写体となってくれたのは、様々な分野で活躍しているクリエイターたち。アート、食、ダンスと、ジャンルの違う男女3名の日常にカメラのレンズを向け、クリエイティビティが花開く瞬間を記録しました。
そのイメージの元になったのは、シンパシー・オブ・ソウルのショールームで見た、異なるサイズの、異なるチェーンにあしらわれたホースシューアイテムの数々でした。

シンパシー・オブ・ソウルを代表するシグネチャーモチーフであるホースシューは、世界中で古くから愛されてきた普遍的なラッキーチャームです。ただそれは、誰の心にも寄り添う“普遍”であり、決して“不変”ではありません。それは時代とともに変わり続け、身に着ける人の個性によっても、イメージがガラリと変わるアイテムだからです。ファッションの世界には、「このモチーフは、こういうスタイルに合わせるもの」というルールが少なからず存在します。それもファッションの楽しみかたの一つと言えますが、近年は誰かが決めたルールに縛られるばかりではなく、自分なりに、好みのスタイルに合わせて、自由に楽しむことが、何よりも重要視されるようになりました。ファッションは、そうやって異なるスタイルや価値観の中で磨かれていくことによって、また新たな魅力を発揮し、進化や革新を繰り返していくのです。

性別もジャンルも違うクリエイターたちが、それぞれのスタイルでホースシューモチーフのジュエリーを身に着けて、誰かのために、自分自身のために、未来のために、様々な思いを込めて、クリエーションを生み出す創作の時。そこにあるポジティブで、日常に幸せをもたらすエネルギーは、「ハイ・スタンダード・ジュエリー」を掲げるシンパシー・オブ・ソウルが、ジュエリーをつくり続ける原動力と同じエネルギーなのです。


Photography by Jun Udagawa
Edit & Text by Shingo Sano