一生寄り添うジュエリー
10年ほど愛用しているシンパシーオブソウルのリング。シルバーのベースにK18イエローゴールドのホースシューモチーフをあしらった、カジュアルさの中に上品さを秘めたアイテムです。
(※)現在は販売しておりません。
90年代シルバーアクセブームを目の当たりにしてきたせいか、ジュエリーを選ぶ際、私は華奢なものでは物足りず、比較的ボリューム感があるものを選ぶ節があります。
但し、ハードさやゴツさ一辺倒のものはどうも苦手で、当時から避けてきました。そういう意味でこのリングが非常にしっくりきたのを覚えています。
ルビー、サファイアなどのマルチカラーストーンは特別に留めてもらったもの。
個性的なものを好む私らしいクセの強い仕様になっています。
このような存在感のあるリングは、人差し指や中指に着けてコーディネートの主役にすることが多いですが、あえて小指に着けることで、毎日着けていても主張しすぎることなく自然に生活に溶けこんでいきました。
これも長く身に着けていられる理由の一つかもしれません。
それにしてもリングは、特に小指に着けるとガンガン物にぶつかるし傷もつきやすい。
このリングも今ではボコボコで傷だらけです。
しかしそれもまた、さらに愛着を深める要素になっています。
着用によって刻まれる傷は、共に過ごした時間を物語る年輪のようなもの。
それが増えるほど、指に馴染み、自分の一部になっていくような感覚を覚えます。
今では着けていない時の方が違和感を感じてしまうほど。
このまま一生寄り添っていくことになりそうです。
STAFF : HATA