木目金で表現する太陽の存在感
スーマンダックワのメインマテリアルである木目金を職人が１つ１つ手作業で削り出して作り上げた、太陽モチーフのペンダントです。
銅の色味を含み、切り出し方や削り方によって様々な表情を見せてくれる木目金。その独特の文様や風合い、暖かい色味を活かし、太陽の持つ力強さや温度感が伝わってくるスーマンダックワならではのデザインです。
太陽とは希望の光を照らして正しい方向へ導いてくれる羅針盤のような存在だと言われ、我々の生活とも決して切り離せない唯一無二の普遍的な存在です。年月を経て層を重ねていく樹の年輪のように身に着けた人が遂げる成長や変化を、太陽が力強くサポートしてくれるようにという願いが込められています。
中央に大きく開いた空間は木目金特有の模様を楽しめるだけでなく、様々な服装に馴染みやすいという点でもこのペンダントの魅力を高めています。
２つの意味を持つ三日月モチーフ
こちらのペンダントも、職人が一つ一つ月の形に削り出して作り上げています。すり鉢状の曲線を描く月の形を削り出すのはとても難しい作業ですが、熟練の職人たちが様々な道具を使い分け、丁寧に仕上げていきます。
大きく欠けた月は向きによって意味合いが変化する数少ないモチーフで、開口部が左に位置する三日月型はこれから成長していく月に準え、「希望、再生」などの意味合いを持ち、新たな挑戦をスタートする時に背中を押してくれるとされています。対して開口部が右に位置する逆三日月は終息に向かう月に準え、「何かを手放す、解放する」などの意味合いを持ち、物事を断ち切ったり新たなスタートを切る前の心に寄り添い、力を与えてくれると言われています。
月の側面に手彫りで施されたリーフ模様はつる植物をモチーフにしており、上へ上へと伸び続けるつる植物のような力強い向上心を、サポートしてくれるようにという願いが込められています。
繊細な手彫り模様に秘められた強い信念
こちらはもともとゴールドのみで展開していた人気アイテムですが、「シルバーも欲しい」とのお声を多くいただき、この度待望のシルバータイプが登場です。
一般的にミリタリー感の強いイメージを持つドッグタグを、日常使いしやすいサイズ感とデザインに落とし込んでいます。表面には、泥水の中でも色鮮やかな美しい花を咲かせることから「泥より出でて泥に染まらず」と言われる蓮の花が彫り込まれています。「けがれや悪習に囚われず、美しい心、穏やかな心を保ち続ける」悟りの境地の象徴として仏教やヒンドゥー教などでも古くから愛されてきた蓮の花。職人のハンドカーヴィングで彫り込まれた繊細で細やかな蓮の文様には、揺るがない信念や、忘れたくない気持ちを象徴する確固たる強かさが秘められています。
スーマンダックワが心から愛するモチーフ
「この世の万物は陰と陽のバランスによって成り立ち、統一されている」という考え方のシンボル"陰陽太極図"にインスパイアされたペンダントです。
黒は陰、白は陽を表しており、左右にはっきりと分かれない流線形には「陰と陽は常に形を変え、時に混ざり合い、転換されながらバランスを保っている。」という真理が込められています。この意味深いモチーフには、デザイナーのスーマン氏の家族の一員である愛犬、Balluくんの影がデザインされています。
更に黒い部分はオニキスパウダーと少量のシルバーパウダーをインレイという技法で表現し、唯一無二のデザインに仕上げられています。
犬はその鳴き声で邪気を払うと言われ、古くから人との関わりが深く、強い忠誠心と深い愛情を持つことから親愛の象徴としても愛されるモチーフです。スーマン氏らしいユニークなモチーフと、程よいサイズ感とオニキスパウダーとシルバーパウダーが織りなす立体感で、意外なほどさらっと身に着けられます。
幅広いコーディネートにおすすめしたいサイズ感
ここ数年でますますファッションは多様化し、それぞれの個性や、移り変わりの激しい洋服のトレンドに左右されることなく様々なコーディネートに気軽に取り入れられるデザインのアクセサリーが求められている時代です。今回ご紹介したペンダントはどれも直径15mm以下と程よく小振りなサイズ感ですが、その中にはしっかりとブランドが大切に培ってきた独自の目線や個性が注ぎ込まれています。使いやすい方がいいけど、シンプルすぎると物足りない。せっかく身に着けるのだからこだわりや思い入れが欲しい。という方に、おすすめしたいコレクションです。それぞれの個性的な形状や小振りなサイズ感ならではの重ね着けコーディネートもぜひお楽しみくださいませ。
2025.06.19
