【節目を彩る特別なコラボレーション】
私たちが長きにわたり大切にしてきた、ネパール・カトマンズのスーマンダックワは、今年ブランド設立25周年を迎えます。そしてシンパシーオブソウルは20周年。
S.O.S fpを代表するふたつのブランドが、ともに歩んできた節目の年にふさわしい新作をご紹介いたします。
洗練されたデザインと豊富なチェーンバリエーションで、今やシンパシーオブソウルのベストセラーとなった「トグル」シリーズ。スーマンダックワとのアニバーサリーイヤーを記念したコラボレーションでは、このアイコニックなトグルを源に、スーマン氏ならではのオリジナリティーある技が惜しみなく注ぎ込まれています。
ホースシューにTバーを通す象徴的な留め具のスタイルはそのままに、ハンドメイドブランドであるスーマンダックワのエッセンスを融合。従来のバリエーションとは一線を画す、深みと温もりを湛えたジュエリーに仕上がりました。
ホースシュー、Tバー、そしてチェーンのコマ一つひとつに至るまで、全てのパーツがハンドメイドで作られた圧巻の完成度。
中でも、ホースシューへの手彫りは、限られた熟練職人にしか成し得ない特別な工程です。スーマン氏によれば、ホースシューの狭いフェース面積ゆえに彫刻は困難を極め、一時は手彫りではない他の技法を用いることも検討されたほど。しかし粘り強い挑戦の末、ハンドカーヴィングに成功し、唯一無二の表情が宿りました。
ブレスレット、ネックレス、それぞれのホースシューに施された彫刻には、深い意味が込められています。
ブレスレットには、スーマン氏の自宅の庭に育つつる植物から着想を得たリーフ（葉）の模様が刻まれています。「つるが上へと伸びていくように、常に向上心を持ち学び続け、高みを目指していくことが大切である」という氏自身の信条を象徴しています。
一方、ネックレスにはエターナル（永遠）を表す模様がカーヴィングされています。「浮き沈みのある人生においても、善行を重ねてることで“永遠の生命の息吹”を得る努力を続けなければならない」という想いを、途切れることなく繰り返されるこの美しい文様に託しています。
デザインやボリューム感は既存のトグルシリーズと大きく変わらないように見えながら、全体の印象に独自の存在感をもたらしているのは、チェーンの仕上げに理由があります。銀線を作る工程から、細長い丸形へと成形し、さらに光沢を出すための面を加えるーー
気の遠くなるような手作業の積み重ねが、この温かみのある表情を実現しています。
さらにオキシダイズド（燻し）仕上げによって陰影が生まれ、着用したときに目立ちすぎることなくさりげなく馴染みます。チェーンの長さは53cmとゆったりとした長さで、重ねづけを楽しむこともできます。カジュアルなスタイルでもきれいめなファッションにも自然に溶け込みます。
ブレスレットタイプは、ネックレスに比べてホースシューやチェーンのボリュームをひとまわり大きくデザインしています。単体での着用はもちろん、程よい存在感があるため他のブレスレットとの重ねづけにも適しています。特に細身のバングルと合わせれば、それぞれの魅力を引き立て合うコーディネートができます。
また、オキシダイズド仕上げによるモノトーンの色調は、黒いオニキスのジュエリーとも好相性。自由な組み合わせで、ご自分だけの重ねづけスタイルをぜひお試しください。
2025.09.12
